このサイトでは、核内受容体Nuclear Receptorsと生活習慣病(メタポリック症候群)Metabolic
Syndromeの研究を専門としていない研究者を対象として、この領域の研究状況を理解し、関心をもってもらうことを目的とする。そのために、ここでは一般の読者を対象として教養書的な入門書から、専門家のための解説書、および優れた総説を紹介する。
全体の入門書
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香川靖雄, 生活習慣病を防ぐ, 岩波書店, 2000 |
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瀬名秀明、太田成男、ミトコンドリアのちから、新潮社、2007 |
Hormoneについて
核内受容体は最初、内分泌ホルモンの受容体として発見された。古典的なホルモン研究の歴史を理解することは、核内受容体の理解する助けになる。下記の総説は、参考になる。
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*J. R. Tata, One hundred years of hormones, EMBO Rep. 6(6): 490-496, June; 2005 |
Metabolism とBioenergeticsについて
メタボリック症候群は、多細胞動物(後生動物)の物質代謝とエネルギー代謝(変換)に関わる疾病症状である。ゆえに、その理解には、生命系における物質代謝とエネルギー代謝(変換)に関する基本知識が必要になる。これについては、下記の2冊が比較的新しいセンスで書かれた本として参考になる。McMurryらの本は、化学の視点から書かれた生命現象の入門書であり、学部学生用の配慮がなされている。Nelsonらの本は、生化学の教科書として著名なLehningerの本を、最近の経路網などの視点を入れて大幅に書き直したもので、新旧のセンスが感じられる。
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J. McMurry, M. E. Castellion, Fundamentals of General, Organic and Biological Chemistry (4th), Pearson Education, NJ, 2003 |
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D. L. Nelson, M. M. Cox, Lehninger Principles of Biochemistry (4th), Freeman, 2005. |
Nuclear Receptorについて
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加藤 茂明(編)、受容体がわかる、羊土社、2003. |
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松本 俊夫、加藤 茂明(編)、SERMのすべて、メディカルレビュー社、2005. |
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太田 博明、加藤 茂明 他(共同編集)、SERM 2005 No. 2 Selective Nuclear Receptor Modulator,メディカルレビュー社、2006. |
Metabolic Syndromeについて
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下村伊一郎、松沢佑次、メタボリックシンドローム 病態の分子生物学、南山堂、2005. |
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春日雅人、生活習慣病がわかる、羊土社、2005. |
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春日雅人編、解明が進むメタボリックシンドローム、羊土社、2007. |
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鍋島陽一、今井眞一郎(企画)、老化とメタボリズム制御の理解, 羊土社、2007 |
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最新医学 62巻4号(通巻773号)、特集 糖尿病の新しい治療戦略, 2007. |
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最新医学 62巻10号(通巻781号)、特集 内分泌代謝疾患と核内受容体, 2007. |
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門脇孝、岩本安彦、メタボリックシンドロームup to date(日本医師会生涯教育シリーズ)、日本医師会/協和企画(港区), 2007. |
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酒井 寿郎 /企画, メタボリックシンドロームの鍵因子, 羊土社、2008 |
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