シリーズ 「薬づくりの新しいR&Dモデルを探る」
第2回「新発想のオープンコラボレーション」

日 時 2014年8月29日(金) 13:30-17:00
会 場 東京大学医科学研究所 1号館講堂(東京都港区白金台)
世話人 坂田恒昭(大阪大学、塩野義製薬)、堀内 正(慶応大学)
開催者 キャドゥアライアンス CADU Alliance(サイバー絆研究所)
共催 CBI学会、日本オミックス医療学会、日本バイオインフォマティクス学会
参加費 ¥3,000
    ※ 参考書籍「薬づくりの未来」を、参加者当日販売に限り、定価6,480 円(税込)のところ、5,000円で提供いたします。

開催趣旨:
 この会では「ある製薬会社が外部の組織と共同研究開発をする」という意味でのOpen Research Collaborationではなく、複数の製薬会社と複数の国の研究機関、アカデミア、患者(支援)団体を含むNGO(NPO)などが協力して研究開発基盤を整備したり、一社では難しい公共性の高い課題に挑戦したりする事業を紹介、提案する。そうした事業は、製薬会社にとってはリスクの低減策の一つであり、国の(独法)研究機関や大学においては、進歩の激しい複合領域におけるイノベーション推進の手段になっている。欧米では国が積極的に関与してこうした仕組みをつくり、多くの事業が推進されているが、我が国の事例は多くない。このような事業がうまく行くためには、研究者あるいは関係者間のネットワークづくりが必要であるが、そのカギを握っているのは触媒役となる研究者や専門家の小組織である。我が国では、基礎研究や基盤開発などEarly Stageには、公的資金が投じられているがTranslational Researchやサービス創出に関係する仕組みづくりと前競争的なOpen Collaboration支援の事例は少ない。この会ではゲノム時代の薬づくりのイノベーションに不可欠な、新しい発想のネットワークやコンソーシアムを討議する。
≫≫ 講演会資料(PDF版パスワード付き)
≫≫ 第2回「参考資料」
プログラム  
13:30-13:35 「開催挨拶」 坂田恒昭(大阪大学、塩野義製薬)
13:35-14:05 「我が国のオープンコラボレーション:実践体験と課題」(Spring8ビームの共同利用などの経験を含む)
 堀内 正(慶応大学)
14:05-14:35 「欧米におけるオープンコラボレーションに参加して」
 白井 宏樹(アステラス製薬)
(休憩)  
14:55-15:25 「スーパーコンピュータ「京」による創薬イノベーション」
 村上竜太(京都コンステラテクノロジーズ)
15:25-15:55 「グローバルなオープンコラボレーションに参加して」
 村西廣哉(武田薬品工業)
15:55-16:50 「質疑と討議」
我が国におけるOpen Research Collaborationがどうしてうまくいかないのか、
また今後のあり方など 
16:50 「閉会の挨拶」

交流会
    *時間:午後17時半ごろ〜セミナー終了後より
    *場所:カフェ ラ・ボエム 白金 
       東京都港区白金台4-19-17 ( 電話:(03)3442-4060) http://www.boheme.jp/shirogane/
    *参加費:2,000円(税込・ワンドリンク/おつまみ)
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