CBI学会年次大会フォーカストセッション
「薬づくりの新しいR&Dモデルを探る - その2〜行動に向けて」

日 時 2014年10月30日(木) 13:30-16:30
会 場 タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4-1-1)小ホール
世話人 神沼二眞(ICA)、多田幸雄(東京大学創薬オープンイノベーションセンター)、堀内 正(慶応大学医学部)、坂田恒昭(塩野義製薬、大阪大学)、田中 博(東京医科歯科大学)、中井謙太(東京大学医科学研究所)
開催者 CBI学会(2014年大会 フォーカストセッション)
参加費 この集会は、CBI学会の年次大会の一部(フォーカストセッション)として実施されますので、参加者は大会への参加登録が必要になります。
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開催趣旨:
 前日に続くこのセッションでは、ゲノム科学とICTの進歩によって急速にディジタル化、精密化が進んでいる生物医学を基盤とした近未来の薬づくりのイメージを提示し、参加者を含めてその実現について3部にわけて議論する。
 その第1部は、「薬づくりへのICTの活用を加速するためのパートナリング実験」の概要説明である。その目標となるのは、(1)オープンコラボレーションのためのプラットファームの構築、(2)新しい専門家の養成を重視したオープンコースの開設、(3)活動を維持するための基盤組織づくりである。第2部は、リノベーションを進めるための新しい専門家のイメージを明確にすることである。第3部では、臨床試験のような厳密に管理されていない通常の診療データや個人が管理している健康記録など(Real World Data)を含む、多様な健康医療データ(Big Data)を活用することによって、精密化、個別化、予防的、先制的、参加型をめざす次世代医療(すなわちp-Medicine)を視野に入れた新しい薬づくりの可能性を議論する。 このセッションは、意見交換と人的交流を目的としているので、気軽に参加されたい。
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≫≫背景資料
≫≫このセッションの前提資料:ICA(サイバー絆研究所)のトップページ
このサイトで案内されている「薬づくりの新しいR&Dモデルを探る連続セミナーの資料は、このセッション全体の参考資料になっている。
プログラム 
13:30-13:40 挨拶と提言「薬づくりへのICTの活用を加速するためのパートナリング実験」 
13:40-14:20 「薬づくりで必要とされる新しいBioinformatician」
   白井 宏樹(アステラス製薬)、座長:中井謙太(東京大学)
14:20-15:00 「糖尿病性腎症の三次予防と個別医療のためのNMRメタボロミクス」
   藤原正子(東北大学)、座長:神沼二眞(ICA)
<休憩>  
15:15-16:00 "Delivering novel and targeted medicines from human genetics to patients" ≫資料
   Nadeem Sarwar(米国エーザイ)、座長:田中 博(東京医科歯科大)
16:00-16:30 討議:新しい薬づくり 
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