シリーズ 「薬づくりの新しいR&Dモデルを探る」
第5回「創薬プラットフォームとしてのiPS細胞技術応用の進展」
日 時 |
2014年10月31日(金) 13:30-17:00 |
会 場 |
東京大学医科学研究所1号館講堂(東京都港区白金台) |
世話人 |
中井謙太、堀内正、田中博、神沼二眞 |
開催者 |
キャドゥアライアンス CADU Alliance(サイバー絆研究所) |
共催 |
CBI学会、日本オミックス医療学会、日本バイオインフォマティクス学会、スクリーニング学研究会 |
参加費 |
¥3,000
※ 上記主催者と共催団体の会員は無料。
※ 参考書籍「薬づくりの未来」を、参加者当日販売に限り、定価6,480 円(税込)のところ
5,000円で提供いたします。 |
開催趣旨:
iPS細胞技術の再生医療への応用は、先頃、黄斑変性症患者の網膜再生をめざした臨床研究がスタートしているが、iPS細胞技術を医薬品の研究開発を加速するプラットファームとすることをめざした研究も、急ピッチで進められている。これについては、一般的な薬の安全性予測の研究がすでに広く知られているが、特定の疾患を発症している患者から採取した細胞から作成したiPS細胞を、特定の組織に分化させた細胞をもちいた病態モデルによる効果判定系の開発も進められている。後者については、軟骨無形成症にスタチンが有効という研究が、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の妻木範行教授らによって発表されている。ES細胞作成に成功した米国のウィスコンシン大学のJames Thomson教授らによって設立されたCellular Dynamic International(CDI)社は、この双方の意味での創薬のためのスクリーニング技法を開発している。今回の世話人らは、昨年2月、その技術を紹介する「創薬におけるiPS細胞からの分化誘導細胞とスクリーニング」をテーマとする研究集会を開催したが(http://join-ica.org/ws/130213.html)、今回はその後の進歩を、国内の研究者からの話題提供を含めて紹介し、討議によって理解を深めることをめざしている。この集会には、討議を活発にするための背景資料を用意し、終了後に名刺交換を含む交流を深めるための会も予定している。製薬企業の研究者を始め、この領域に関心にある幅広い研究者やビジネスの関係者の来聴を歓迎する。
プログラム (多少の変更がありえます)
13:25-13:30 |
「開催挨拶:研究情報共有の重要性」 |
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中井謙太(東大医科研) |
13:30-14:15 |
「創薬一般へのiPS細胞応用技術の進歩」 |
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早乙女秀雄((株)iPSポータル) |
14:15-15:00 |
「安全性予測へのiPS細胞利用研究の現状」≫要旨 |
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石田誠一(国立衛研) |
(休憩) |
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15:20-16:20 |
「iPS細胞由来分化細胞を用いた疾患モデルによる薬剤スクリーニング系」 |
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David Mann(Cellular Dynamic International) |
16:20-17:00 |
「討議」
話題提供:「Body-on-a-chipへの道」 |
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酒井康行(東大生産研) |
17:00- |
「閉会挨拶」 |
※(通訳はありませんが、英語講演への質問は日本語にも対応します。)
◆ 交流会
*時間:午後17時半ごろ〜セミナー終了後より
*場所:カフェ ラ・ボエム 白金
東京都港区白金台4-19-17 ( 電話:(03)3442-4060) http://www.boheme.jp/shirogane/
*参加費:2,000円(税込・ワンドリンク/おつまみ)