開催趣旨：
　この３年間、COVID-19 の影響もあって、ICAの活動は内部的なものに留まっていた。しかし、その間の社会の変化は激しく、有意義な活動をするためには、過去の活動に捉われない、まったく新しい発想が必要になっている。
　そこで本年度は、これまでの活動の継続的再開ではなく、近未来の社会的な状況を視野に入れた、全く新しい構想を基に、展開しなければならないと考えた。その核になるのが「『量子、ビット、ゲノム』という、３つの領域が融合する先端的な領域を我々の新しい関心領域（Areas of Interest）とする」、という発想である。この研究講演会では、この発想の概略を提示し、ICAの会員や関係者のご意見をいただくことを目的としている。