シリーズ 「薬づくりの新しいR&Dモデルを探る」
第3回「社会に開かれた薬づくり」

日 時 2014年9月9日(火) 13:30-17:00
会 場 東京医科歯科大学 MDタワー2階 共用講義室1
世話人 田中博(東京医科歯科大)坂田恒昭(大阪大学、塩野義製薬)
開催者 キャドゥアライアンス CADU Alliance(サイバー絆研究所)
共催 CBI学会、日本オミックス医療学会、日本バイオインフォマティクス学会
参加費 ¥3,000
    ※ 参考書籍「薬づくりの未来」を、参加者当日販売に限り、定価6,480円 (税込)のところ、5,000円で提供いたします。

※お申し込みは、こちらのフォームからお願いします。
開催趣旨:
現在先進国で、生物医学の基礎研究の成果を、現実の健康医療サービスに迅速に転換するTranslational Science/Researchが、重要な国家戦略として検討されている。そこではアルツハイマー疾患や自己免疫疾患のように、社会的な需要がありながら開発が難しい課題にどう取り組むかが焦点の一つになっている。とくに大規模で高額かつリスクが高い第3相試験を国が支援する必要性が認識されている。しかし実際にそのような国の支援を取り付けるためには、そうした事業が社会で必要なことが認知されなければならない。すなわち健康医療サービスの受け手(患者、支援組織、国民など)がその必要性を認識し、国の支援を後押しする必要がある。同じことは、大規模なコホート研究についてもいえる。しかし、こうした真に参加型の事業はまだそれほど多くない。大規模な疫学的な調査研究は、参加者への負担と研究者の労力と時間とコストを要するのに成果が明確でないことも多く、研究マネジャーや研究者の人材も不足している。この研究集会では、米国での21st Century Cures 構想やNIHのAMPプロジェクトなどの新しい動きを念頭に置きながら、未来型の薬づくりやその基礎となる大規模な臨床試験やコホート研究について、異なる立場から実際に取り組まれている専門の方々と一緒に考えてみることを目的としている。研究の専門家だけはなく、幅広い関係者の参加を期待する。
≫≫講演会資料(PDF版パスワード付き)
≫≫講演会資料<追加発表資料「医療のディジタル化と精密化とビッグデータ」>
≫≫第3回背景資料(9/2改訂版)
プログラム (仮の案)  
13:25-13:30 「開催挨拶」 
    田中 博(東京医科歯科大学)
13:30-14:15 「大規模コホート研究の仕組みづくり」
    津金 昌一郎(国立がん研究センター)
14:15-15:00 「アルツハイマー疾患のコホート研究デザイン」
    石井 賢二(東京都健康長寿センター研究所)
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15:20-16:05 「ゲノム研究がもたらす新たな創薬パスウェイ」
    辻 省次(東京大学附属病院)
16:05-16:30 「東北復興や地域医療と大規模コホート研究」
    田中 博(東京医科歯科大学)
16:30-17:00 「討論の時間」
    「医療のディジタル化と精密化とビッグデータ
          神沼 二眞(ICA)≫≫講演会資料<追加発表資料「医療のディジタル化と精密化とビッグデータ」>
    「討議」
17:00- 「閉会の挨拶」

◆■交流会のご案内
日時:9月9日(火)17時30分〜19時
場所:ガーデンパレスホテル バー「プラネット」
参加費:2,500円 (税込)予定<おつまみ/飲み放題> 
    http://www.hotelgp-tokyo.com/rest/planet.html   
    電話:03-5684-6566   (東京医科歯科大学の北門を出てすぐ)
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