開催趣旨：
   慈恵医大では、2015年4月に寄附講座として「先端医療情報技術研究講座」を設置し、10月から iPhone3,400台を全４病院の臨床現場に導入、臨床現場からの医療改革を開始している。ICAでは、昨年10月のCBI学会年大会のフォーカスとセッション（FS-11）において、この事業の原動力となっている畑中洋亮氏から紹介していただいたが、大変好評であったことと、参加者が大会の参加者に限定されていたこともあり、今回、その後の進歩や現場の見学を含めた研究集会を企画した。この会は、スマホを中心とする新しいICTが、患者や医療従事者に具体的にどのように貢献するのか、その結果どのような新しい「医療と研究」が生まれてきているかについて、現場を見て学ぶことができる得がたい機会である。