JASIS2016 ライフサイエンス イノベーションフォーラム2   ≫JASISコンファランス

次世代ヘルスケアとデータサイエンス:ICT/IoTと人工知能が開く次世代ヘルスケア
日 時 2016年9月8日(水) 9:55-16:40(受付9:30〜)
会 場 幕張メッセ国際会議場3階 304会議室
主 催 NPO法人 サイバー絆研究所
参加費 無料:ただし展示会場への参加者
申し込み JASIS2016ウェブサイトにて参加登録をしてください

開催趣旨:
    次世代ヘルスケアにおいては、個人に適した健康医療サービスを、できるだけ低いコストで提供することが目標になる。そこでは体の状態を計測する簡便な検査や、処方箋を必要としない大衆(OTC)薬、食事、運動、睡眠の工夫、その他の生活様式による対応が重要になってくる。そうした対処法は必然的に、患者や生活者が積極的に関与する「参加型」になる。その基盤となるのは食薬毒を統一的に捉える三位一体の健康科学であるが、その進歩は猛烈であるから、実践には、実施の記録(Real World Data)を踏まえて、常に新しい成果を取り入れていく学習のプラットフォーム(Rapid Learning Platform)が必要になる。こうしたプラットフォームを支えるのは、スマートフォン、タブレットPC, クラウドを含むICT/IoTを基盤とするコミュニケーション機能とデータ収集であり、そうしたデータを活用した深いデータ解析(Deep Data Mining)や人工知能の環境の構築である。このフォーラムでは、次世代の参加型ヘルスケアの実現を支える新しい領域に焦点を合わせつつ、研究開発、ビジネス、地域活性などを含む、先駆的な事例を紹介し、新しいヘルスケア環境Ecosystemの構築に寄与することをめざしている。
◆プログラム
 9:50-10:00 開会挨拶
     司会者
10:00-10:10 「参加型になる次世代ヘルスケア:その特徴とイノベーション」
     神沼 二眞(サイバー絆研究所(ICA))
10:10-11:10

 (10:10-10:30)

 (10:30-10:50)

 (10:50-11:10)
診療記録EMRと個人収集の健康PHRデータとの統合

「次世代ヘルスケアサービスにおけるPHR、EMRデータの活用」
     秋田 正倫((株)エムティーアイ)
「個人の健康情報の活用と安全性の担保」
     橋田 浩一(東京大学)
  質疑と討議
     座長 生島 高裕((株)数理先端技術研究所)
11:10-11:50 「時間栄養学の考え方」
     大石 勝隆(産業技術総合研究所)
     座長 神沼 二眞(サイバー絆研究所(ICA))
12:00-14:00
<ランチタイム・休憩/JASIS本展観覧>
12:20-13:10
 (12:20-12:45)


 (12:45-13:10)
ランチョンセミナー:
最新スペクトルデータ解析:
「ICT, IoTやビッグデータ時代のケモメトリックス/人工知能を知って新たなチャ レンジを」
     湯田 浩太郎((株)インシリコデータ)
ACDソフトウエア紹介:
「撮るだけのスペクトルデータから、総合管理と高度なスペクトル解析の世界へ」
     兼城 昌敏(富士通(株))
13:20-13:50 次世代ヘルスケアの実現にビジネスから挑む: 
ゲノム解読、血液検査、IoT、データサイエンス、人工知能、・・など

「睡眠ビジネスへの挑戦」
     濱崎 洋一郎((株)ねむログ、帝人(株))
14:00-14:40 特別講演「健康指標としての腸内細菌」
     國澤 純(医薬基盤・健康・栄養研究所)
     座長:中井 謙太(東京大学医科学研究所)
14:40-15:00 ー休憩ー
15:00-16:20 個人の適食を支援する研究と事業

「研究開発とビジネスを結ぶ欧州の挑戦」
     Nard Clabbers、西出 香(TNO、オランダ)
「沖縄発の透析患者支援システム」
     前田 憲((株)さうすウェーブ)
「大規模コホートと適食研究」
     下川 和郎(東北大学東北メディカルメガバンク機構)
  総合討論
「複合慢性化した疾患対策と個人に合った食事や生活様式の助言をつなぐ:
 共創のプラットファーム構築に向けて」
     コメンテーター:
     込山 悠介(国立情報学研究所)、曽根 秀子(国立環境研究所)、石田 誠一(国立医薬品食品衛生研究所)
16:20-16:40 総合質疑と閉会挨拶と名刺交換

関係者限定資料

≫≫サイバー絆研究所「2016年夏 研究集会予定」
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