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会の設立準備
規約案
この研究会は、まだあまり準備の段階であり、組織としての体裁を整えようとしているところである。以下に簡単な規約の案を提示する。

G/O-P/N-D/T研究会(仮称)

1.目的
  この研究会は、疾患をゲノムとオミックス、さらに経路網の知見から理解するための情報計算技法、およびそうした知識に基づいて、医薬品開発の出発点となる薬物治療の標的である生体分子を同定したり、医薬品の効果を予測したりするような研究に関する、情報交換、人の交流、教育と学習を促進することを目的とする。

  この研究会は、サイバー絆研究所(ICA)の事業の一つであるが、同じICAの田中博理事が会長を務めるオミックス医療研究会の(パスウェイ)分科会でもある。

2.目標
上記の目的を達成するために、この研究会では、以下の活動を行う。

(1)会員に限定した勉強会の開催
(2)関心領域を研究するための知識と情報計算基盤Portalの構築
(3)公開の講演会やセミナーの開催
(4)Open Course(ネット講義)の提供
(5)上記の活動に関わる懇談会、調査、就職機会の発掘、情報の提供とロジスティクス業務

  とくに、(2)では、研究者の養成や研究者の交流を支援するシステムや、彼らが関心のある技法や知識への案内サイトの構築も考えている。
また、研究集会にはできるだけ若手研究者のinitiativeを尊重し、極めて気軽かつ自由な雰囲気で情報交換が行えるように配慮する。また研究者の交流には、Networking Service的なシステムを活用する。

3.参加資格
この会は、上記の研究領域に関心をもち、この会の目的に賛同した研究者であれば、その身分や所属を問わず、個人の資格で気軽に参加してもらうことを前提としている。ただし、この会は、サイバー絆研究所の事業であり、またオミックス医療研究会の分科会でもあるので、正式メンバーは、オミックス医療研究会およびICAの(正、あるいは維持)会員としても登録される。
参加としては、大学の研究者、理研や産総研など政府系の研究機関の研究者、製薬企業の研究者、Solution企業の関係者などを予定している。

4.会則
最初は、必要最小限の項目で、活動を始め、活動が活発になったら、必要な項目を補っていくという、ゆるい方式をとる。

5.世話人
最初は、田中博(ICA理事およびオミックス医療研究会の代表)と神沼二眞(ICAの代表)が相談し、田中博研究室縁(ゆかり)の若手研究者の中から協力してくださる研究者を世話人と定め、研究集会を重ねながら参加者を増やしていくというやり方をとる。

6.事務局スタッフ
ICAの事務局スタッフの兼任とする。

7.財務
ICAとオミックス医療研究会の傘下にあるので、最初は両団体からの支援を受けるが、この会独自でも必要な活動資金を集める努力をする。また、経費はできるだけ押さえ、研究集会の会場費などは、極力安いところを探すというような努力をする。人件費は、ICAの事務局スタッフ以外は、無給のボランティアとしてお願いする。一方、研究支援などの企業からは広告などの形で、支援してもらう。収入が増えれば、大学院生などの、アルバイト費とする。

意見募集
表記の案を含め、会のあり方に関する意見を広く募集しています。
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